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​ABOUT US

自然豊かで温暖な風土をもつ知多半島。

西は伊勢湾、東は三河湾、南は太平洋と、三方を海に囲まれゆったりとした時間の流れを感じる中、古くからの歴史や文化も大切に受け継がれ、今もなお色濃く残っています。

常滑の滑らかな地質、水はけの良い土を生かし、緩やかな丘陵地にある1町歩ほどの畑でさつまいもを育てています。畑では農薬や化学肥料は使用せず、自然の巡りと豊かな土の生態系を大切にし、健康なさつまいも作りを目指しています。

そして自家栽培したさつまいもを焼き芋や、身体にやさしいお菓子を自社で作っております。

温暖な気候によるさわやかな風と循環する土から育ったさつまいもを皆さまにお届けできればと思っています。

​さつまいもは健康食
さつまいもにはビタミン、ミネラル、食物繊維がバランス良く含まれた食べ物です。アントシアニン色素を含む紫色のさつまいもは動脈硬化などの生活習慣病を引き起こす原因である活性酸素の働きを抑制する効果があります。糖分をエネルギーに変えるビタミンB群や、抗酸化作用を持つビタミンE、コラーゲンの生成を促進するビタミンCが多く含まれており美肌効果が期待できます。
また水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がより多く含まれており、水溶性食物繊維はコレステロール値を低下させる作用や、塩分を調整し血圧を下げる効果があります。
不溶性食物繊維には腸壁を刺激し、大腸の蠕動運動を促進させ、排泄を促がす働きがあります。
またいも類の中でさつまいもだけに含まれる糖脂質の仲間、ヤラピンは緩化作用を持った物質なので皮ごと食べると食物繊維は体内に発生した毒素や悪玉菌を吸着する働きもあり、腸内活動を健康に保つ上で大きく役立っています。
石焼き芋のこだわり
風と土の焼き芋は天然ゼオライト石で焼いております。
ゼオライトから発生する遠赤外線を利用すると、表面から中心部分までほぼ均等に熱が通り美味しく焼けます。焼き芋の魅力である、甘み、しっとり感、ホクホク感を高めるために、サツマイモの酵素であるでβアミラーゼが、でんぷんを分解し、より多く麦芽糖を生産されるかが肝心です。甘みが増加する最適温度55〜75℃ を保持し、じっくり時間をかけて焼いております。この  ”じっくり時間をかける”  が重要です。
そして焼き芋が冷めても、でんぷんがα化を維持しています。ご飯やお餅など、冷めるとでんぷんがα化からβ化に変化しますが、α化を維持しているということは柔らかい食感のまま、消化吸収が良いということです。
より美味しく食べていただくため、収穫したさつまいもを2〜3ヶ月貯蔵させ、甘みが増し味がのってきたさつまいもを使用し焼いております。
裏作の大麦
サツマイモの裏作に大麦を作っています。
大麦はサツマイモ同様に水溶性食物繊維が豊富に含まれております。大麦食は小麦とは違い、グルテンフリーによるアレルギー対応食に最適です。摂取することで腸内細菌のエサとなり、発酵熱を伴いながら、有機酸にまで分解され、大腸に吸収されます。有機酸のおかげで、腸が動き排便を促します。また白飯と一緒に食べると血糖値を上げません。それは大麦中の水溶性食物繊維(βグルカンやフルクタン)のおかげです。
サツマイモ作りにおいても裏作で大麦を育成することにより、連作障害を防ぎ、虫食いの軽減やサツマイモネコブセンチュウ対策、麦残渣を土中発酵させ、良質な土づくりに効果的です。
土壌消毒という農薬選択をせず、微生物や有機物でできた土、健康で美味しいサツマイモ作りには大切なことだと思っております。


(※自給用と緑肥麦栽培で、麦の販売はしておりません。)
知多半島の風土
風と土が活動している知多半島の原風景がたくさん詰まった映像です。​知多半島は風光明媚な土地で、高い山はなく平野が続いています。大きな川がないため、農業や生活のための水は常に不足してきましたが、質の良い地下水を利用した醸造業が古くから盛んでした。また鉄分を多く含んだ粘土から、日本六古窯の一つである「常滑焼」がうまれました。水と土と海の恵みによって作られてきた知多半島の風土。歴史、文化を継承しつつ今もなお新しい知多半島の風景がつくられています。

​映像製作:知多半島観光圏協議会   
http://tabichita.com
 
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